(´・ω・｀)

彡(ﾟ)(ﾟ)「それでもお前の事が好きだったんだよ！」
(´・ω・｀)「あのさあ…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「せやねぇ…そや、これやろうか」

(´・ω・｀)「マルバツゲームじゃん」

彡(ﾟ)(ﾟ)「言わんでもわかるだろ。ほれ、お前が先行や」

(´・ω・｀)「はいじゃあ真ん中取るよ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「じゃあ横を取らせてもらおうかな…」

(´・ω・｀)「勝ったよ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「うわ～天才やね、素晴らしい！お前は才能のある人間や！」

(´・ω・｀#)「おちょくってないで何が言いたいのか言ってよ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「せやねぇ…これっていわゆる必勝法やろ？なんで知っとるん？」

(´・ω・｀)「まぁ小学校通ってた頃とかよくやってたから自然に思いつくでしょ普通…あと少し忘れてたけど考えればすぐ思いついたし」

彡(ﾟ)(ﾟ)「それなんや」

彡(^)(^)「お前は必勝法を自分で編み出したんやろ？凄いことやん、才能あるで」

(´・ω・｀)「いやそんなのネットで調べればすぐ出てくるでしょその程度で…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「せやろ？だから才能なんてちっぽけなもんなんよ」

(´・ω・｀)「うん？」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ほんまの天才、才能のある奴なら4歳の頃初めてマルバツゲームに触れた時点で必勝法を思いついたんやろ。でもそんなんネットで調べりゃ出てくるような下らんレベルの事や。そんなものの有無でグダグダしてると馬鹿らしいんやで言うとるんやで。」

彡(ﾟ)(ﾟ)「というか才能を勘違いし過ぎなんや。確かに才能があれば厳格なルール無しに自由に行動できることが多いけどそれはある意味補助輪なしでいきなりガッキが自転車漕ぐようなもんや。コケてもどうなるかわからん。」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ショパンを超える曲が作れると思うか？ワイは出来ると思うで、何百年もかけて研究されてきた音楽理論はそのためにあるんや。kraftwerkを超える曲を作られるか？ワイはできると思うで、今の方がシンセサイザーもコンピュータも性能は上や。」

彡(￠)(￠)「才能なんかに固執するより今ある武器を磨いたらどうなんや？時間はかかるだろうがきっと道は開くと思うで」

(´・ω・｀)「でもあれあるじゃん、アレ。遺伝で数学的思考がうんたらとかのやつ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「あれは親が優秀かどうかより親の財力の方が研究データに反映されてるから意味ないで。藤井聡太も貧乏なら今頃どうなんやろねぇ…」

(´^ω^｀)「ありがとうお兄ちゃん！屁理屈でもなんとか自身がついたよ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「何やねんお前ぶちのめすぞ（）」

(´^ω^｀)「ありがとうお兄ちゃん！屁理屈でもなんとか自身がついたよ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「何やねんお前ぶちのめすぞ（それは良かったわ！因みに何で悩んでたんや？）」

(´・ω・｀)「うん…実はメジャーリーガーになりたくてね…」

彡(ﾟ)(ﾟ);「…え？」

(´・ω・｀)「メジャーリーガーになって本塁打王と最優秀防御率をいっぺんに取るのが夢なんだ！それで何億ドルも年俸貰って、ついでに甘いマスクで女の子をバクパクと…」

彡(ﾟ)(ﾟ);「お、おう（何やねんお前…130cm80kgで握力9kgのお前に野球選手なんて務まるかい）」

彡(^)(^);「す、すまんな原ちゃん、野球選手は骨格が重要である程度の身長と幅がないと筋肉が付く上限ってのが決まってて…」

(´・ω・｀)「それで取り敢えず甘いマスクだけでもと美容ローラーとパック買って努力してるんだけど、全然よくならないんだよねぇ～」

彡(^)(^);「美容ローラーなんて筋肉潰してるだけだししかもお前ポテチばっか食ってるからそのせいで肌荒れてるんやから食事制限を…」

(´・ω・｀)「え？野球選手だよ？よく食べなきゃ」

彡()();「」

…

彡(ﾟ)(ﾟ)「その後原はランニングと称してコンビニまでアイスを買いに行き、帰りにダンプに引かれて死んだわ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「…」



彡(^)(^)「まっ夢を見る事はええことや！みんなもデカい夢を持とうな！」

🔚

かなC

はかないんだけど

最後の疾走感草